佐藤慧(Kei SATO)

studioAFTERMODE フィールドエディター

Bio

1982年岩手県生まれ。国際開発の分野に関わり、アメリカ、アフリカ、中米などで経験を積む。世界を変えるのはシステムではなく人間の精神的な成長であると信じ、命の尊厳や愛を伝える手段としてのジャーナリズムや芸術活動に希望を託し活動を開始。言葉を探しつつ、風に吹かれ、根無し草のように自由に世界を漂いながら国家、人種、宗教といったあらゆる境界線を超えて、人と人との心の繋がりを探求し、それを伝えていく。

Works

人間遍路2:未来の種を蒔く

2014/03/091960年代初頭、アフリカ南部の小国が雄叫びをあげた。長くイギリスの植民地化に置かれていたザンビアが、その鎖を断ち切るべく立ちあがったのだ。多くの血を流しながら...

人間遍路1:早すぎる流れの中で

2014/03/09遍路といえば、多くの人が四国巡礼を思い浮かべるだろう。本来遍路とは、海岸沿いの土地や道を意味したという説がある。海の彼方にあると信じられていた神道上の土地、「根...

龍と暮らす1:龍と暮らす

2014/03/01龍と暮らしてみよう。 と言っても、伝わらないだろうな。 それは妄想と生きることじゃないし、ましてやアベラントカリフォルニアキングスネークを買いに輸入ペットショッ...

矢萩邦彦×佐藤慧 理想の学校、理想の教育(後篇)

2014/03/01準備の大切さとカッコイイ大人 矢萩:授業に限らず何事でもそうだと思いますが、準備しておいて全く使わずにアドリブで行くのはOKなんですよ。それは僕も良くやります。...

矢萩邦彦×佐藤慧 理想の学校、理想の教育(前篇)

2014/03/01学校と独学と 矢萩:慧君おはようございます。いよいよ初対談ですね。 佐藤:どんな内容になるか楽しみです。きっといつまでも続いてしまうでしょうから、うまくリードし...

その祈りは誰の耳に

2014/03/01ザンビアは、後発発展途上国という不名誉なレッテルを貼られている国のひとつだ。平均年収はひとり14万円ほど。ほとんどの田舎では1日1ドル以下の生活が普通である。3...

カルチャーショック5:日の出ずる国@Japan

2014/03/01この国には居場所がない、そう思っていた。忙しすぎる、日本の時計の針に追われる生活から逃げ出し、海外を転々とした。何処かにきっと、自分の落ち着ける場所があるはずだ...

カルチャーショック4:風の吹くまま@Zambia

2014/03/01いつになったらこの泥沼から抜け出せるのだろう、そう思っていた。ねっとりと足に絡みつくのは、これまで抱え続けてきた様々な想いだ。「国際協力」と呼ばれる世界に携わり...

カルチャーショック3:いまこの瞬間に@Central America

2014/03/01三つ目の国境を越えた頃から、だいぶスペイン語も流暢に喋れるようになってきた。USAのNGOからザンビアに派遣されていた僕は、その後メキシコでのスペイン語留学二カ...

カルチャーショック2:生と死の狭間で@India

2014/03/01様々な価値観を知りたい―― そう思い始めた一番のきっかけは家族の死だった。弟を小児がんで、姉を自殺で亡くした僕は、死というものがあまりに理不尽で理解し難いものに...

カルチャーショック1:初海外@USA, Los Angels

2014/03/01「カルチャーショック」とは、自分の属する社会の価値観とはかけ離れた価値観に出会うことで感じる違和感、衝撃、驚きといったような感情のことだと思う。僕が初めて海外へ...

遠い国の虐殺 南スーダン共和国

2014/03/01マータは、突然荒々しい銃声が空に響くのを耳にした。何が起こったのかわからぬまま銃声の方向に目をやると、武装した若者が怒声を上げて駆けてきた。その手に持った銃から...

母を探して ―陸前高田から―

2014/03/013.11 遺体安置所の空気は冷たく重く、大切な人を探しに訪れた人々の全身に気怠くのしかかっていた。呼吸するたびに鼻孔を刺激する「死の香り」は、徐々に僕の脳を麻痺...

どこまでも諦めない ―秋山里奈、8年越しの金メダル―

2014/03/01先日パラリンピック日本代表団が無事成田空港に降り立った。里奈さんが出てくるのを待つご家族と応援団のみんなは、まるでこれから金メダルを賭けたレースが始まるかのよう...

瞳の奥に映るもの ―盲目の水泳選手、秋山里奈―

2014/03/0101:18.59、電光掲示板に誇らしげに刻まれたその数字は、盲目のスイマー、秋山里奈さん(24)が、S11(盲目)クラス、100m背泳ぎで世界一速いことを証明し...